新着情報

  • 2024-07-20 (Documents)
  • 2024-07-09 (InternationalConferences)
    • ベトナムのクイニョンで行われた国際会議29th International Symposium on Particles, String and Cosmologyで、KAGRAを用いたベクトルダークマター探索の最初の結果を報告する招待講演を行いました。スライドはこちら
  • 2024-06-18 (Seminars)
    • KEK理論センターでレーザー干渉計を用いた超軽量ダークマター探索に関するセミナー発表をしました。スライドはこちら
  • 2024-05-23 (Seminars)
    • RESCEU Thursday Seminarで重力波望遠鏡を用いた研究に関するセミナー発表をしました。スライドはこちら
  • 2024-04-04 (Publications)
    • 非線形光学効果を利用して、光ばねを強化することに世界で初めて成功しました。光ばねは重力波検出器や、機械振動子の量子的な性質を調べるオプトメカ実験などの信号増幅に利用されており、その強化は様々な光学実験の精度向上に繋がります。共著論文Physical Review Letters誌のEditors' Suggestionに選ばれました。また、Physics誌でも取り上げられました。プレスリリースも出しました。Phys. Rev. Lett. 132, 143602 (2024) Physics 17, s40 (2024)
  • 2024-04-01 (Publications)
  • 2024-04-01 (CV)
  • 2024-03-05 (Publications)
    • KAGRAの2020年のデータを用いてベクトルダークマターを探索し、上限値を設定しました。KAGRAのサファイア鏡と石英鏡の間の距離を測定すると、設計感度が実現できた場合、LIGOやVirgoよりも高感度にベクトルダークマターが探索できます。今回の結果により、これまで観測データだと思われていなかった補助チャンネルを用いた本手法の有効性が確認できました。私が論文執筆チームの長を務め、粂潤哉さんが中心となって執筆したLIGO-Virgo-KAGRAの1800名の共著論文をarXivで公開しました。arXiv:2403.03004
  • 2024-02-28 (Publications)
    • KAGRAや将来の重力波望遠鏡で使われるような大型鏡の複屈折の非一様性を評価する手法を確立しました。この手法を用いてKAGRAのサファイア鏡の複屈折分布を再構成したところ、実際のKAGRAレーザー干渉計での測定結果が我々の予想と良く一致することが確認でき、本手法の有効性が示せました。共著論文をarXivで公開しました。arXiv:2402.18006
  • 2024-01-29 (Publications)
    • 重力波検出器のレーザー干渉計に使われている鏡の複屈折の変動が、重力波検出器の雑音になるメカニズムを明らかにしました。将来の重力波検出器では、熱雑音の低減のために結晶性の鏡を利用することが検討されています。結晶の持つ複屈折の大きさだけでなく、その時間変動も十分小さく抑える必要があることを指摘し、将来計画実現のための要求値をまとめました。主著論文がPhysical Review D誌のEditors' Suggestionに選ばれました。Phys. Rev. D 109, 022009 (2024)